フルオーダーメイド靴、オーダーインソール「治療目的」でお作りいたします。

1)ご相談

  • 1時間程度でお話を伺います。(予約を優先させていただいております)
  • 私たちは「義肢装具士」と「靴製作者」が一緒にお話を伺うというスタイルをとっています。

直接お話を伺うことは、お客様の思いを肌で感じ取り、製作に生かすための一番の近道と考えるからです。ただ患部を診るのではなく「日常の中で不便なこと」「些細な体の仕草」など、会話と動作を一つ一つ、三者でチェックしながら進めていきます。

ご希望の内容に沿いながら、靴やインソールなどのご提案をいたします。 金額の概算、製作日数の目安などもお伝えします。製作する内容や価格体系をご理解していただいてから、製作スタートとしております。

弊社は階段地下1階のため、階段をご利用されない方、車イスの方は昇降機またはスロープをご案内いたします。予約を優先させていただいております。

保険制度を使って製作される場合

治療のために必要と医師が診断し、かつ各健康保険機関が装具の妥当性を許可したものについては「治療用装具」として療養費の支給が認められます。装具完成時には、医師に装具装着の確認をしていただきます。ご加入の健康保険機関によっては、支給の対象にならない場合もございます。お客様ご自身で、保険証に記載されている保険機関へ必ずお問い合わせください。

2)採寸・採型

  • 計測データーをもとに木型を製作します。

木型とは「靴を作る基」となるものです。特に痛みや変形などの強い箇所は、最初から余裕をもたせて、靴を作ることができます。また、足の甲側と足裏形状の両方向から靴にアプローチすることで、足の形状を反映した靴を作ることができます。

足の採寸箇所は、両足で50箇所を超えます。足の形はお一人お一人、左右で異なるため「爪の先や骨の位置と高さ」「普段の靴で擦れている箇所」なども細かくチェックしていきます。足裏の形状も型を取り、確認しながら進めていきます。

3)デザインと仕様

  • 「靴製作者」が直接お話を伺いながら、靴のデザインを決めていきます。

弊社デザインをお選びいただく場合や他のデザインをご希望など、イメージをお伝えください。ベーシックデザインのサンプルだけでも、10種類程度をご用意しております。価格についてはその都度、ご案内いたします。

靴のデザインについては、イメージしやすいように、その場でデザイン画を描きながらご提案を進めていきます。また、各パーツの「色」「革色」もご案内いたします。ファスナーやゴムなど、着脱に関するパーツのご用意もございます。

4)インソールの製作

  • 弊社のオーダーメイド靴は全て「インソール込み」でお作りします。

靴の中に入れるインソールをお作ります。お一人お一人、石膏で足裏の型をお採りします。痛みの部分を除圧・補正をするために修正をします。

5)仮合わせ

  • 納品する靴とは別に「仮合わせ専用の仮縫いの靴」を作ります。

まず、仮縫いの靴を製作し、お履きいただきます。お客様からお伝えいただいたイメージにより近づけるため、木型の製作からデザイン、足のバランスを考えて、「義肢装具士」と「靴製作者」が社内で話し合い、納品する靴とほぼ同じ工程を経て、仮縫いの靴を作ります。お履きいただいた感覚とイメージの確認のため、仮縫いの靴も革を使用します。

「義肢装具士」と「靴製作者」が、それぞれの見方から確認作業をし、その場でお客様と対話しながら、調整や修正をしていきます。仮縫いの靴は、足の状態と木型形状の適合性を判断するため、お客様の目の前で分解し、徹底的に分析されます。お互いに確認を重ね、ご了承いただいたうえで納品する靴の製作に取りかかります。仮縫いの靴は、最終的に分解処分します。

6)裁断と縫製

  • 各責任者と話し合い、もれがないかチェックし、本製作に取りかります。
まずは革の選定。一枚ずつハリやコシ、キズなどをチェックします。良質な革を選び出します。その一枚の革の中で1足分ほどしか取れない一番良質な部分を採用し、1パーツずつ手作業で裁断していきます。端処理など、きめ細かく加工し、一針一針集中しながら縫製を進めます。
ステッチの幅やピッチにも気を配り、全体のバランスや用途にも注意しながら微調整、全体を品良く縫い上げていきます。完成したアッパーは、仕様を確認。再度チェックされます。(アッパーとは:縫製をした部分)

7)ラスティング

  • 痛みを感じる部分やくるぶしの高さなど、作業しながらチェックします。

完成したアッパーに革の芯材を入れ、お一人お一人に合わせた木型に釣り込んでいきます。力を強弱使い分け、革の伸縮具合も微調整し、木型に沿わせて形にしていきます。つま先やかかとの芯の硬さも年齢や症状などで、細かく種類を変えて調整しています。

全体を釣り込み終わると、そこからハンマリングとよばれる叩き作業に入ります。簡単に言えば、全体を叩いているという内容ですが、正確には革の繊維を締めていくという意味合いがあります。この作業をすることで、型崩れの防止はもちろん、仕上げの美しさにも影響が出る大切な工程です。

8)ボトミング

  • 角度や使用する素材のチェックを行います。

底を付ける工程をボトミング(底付け)と言い、靴の仕上がりと履き心地の砦部分とされる重要なセクションです。

同じ仕様、同じ素材を使用しても全く別物になってしまうほど、職人の加工技術が重視される箇所でもあります。もちろん、靴の見え方や履き心地にも大きく影響を与えます。えぐりや丸みなどもすべて手作業で作り上げていき、丁寧に加工していきます。

9)検品・納品とお支払い

  • 実際に歩いていただき、履き心地を確認していただきます。

すべての工程を終えた靴は最終チェックされ、一足ずつ納品まで大切に保管されます。微調整などを終えて、納品と代金のお支払いとなります。

木型は納品時にお渡しいたします。次回お作りする際、この木型を使ってお作りすることができます。

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