義肢装具士歴54年の経験でお応えします
創業25年・国家資格である義肢装具士が、足の様子や現在履かれている靴を拝見させていただき、どのような対策が必要であるかなど、ご提案させていただいております。
1時間程度、お話を伺います。(相談料¥1,100)問診、製作、ご納品と全て携わります。
足が痛いが「医療機関へ行くまでもない…」「足の疾患が自分でよくわかっていない」など、悩まれている方もどうぞご相談ください。
対応してきた主な疾患
今まで弊社でお作りした、お客様の症状・疾患です。
- 足の疾患
巨趾症、外反母趾、内反小趾、扁平足障害、凹足変形、開帳足、脚長差(左右差)、魚の目、タコ、足底筋膜炎、モートン氏病、骨棘、巻き爪、陥入爪
- 関節の疾患
変形性膝関節症、膝関節拘縮、半月板損傷、変形性股関節症、先天性股関節脱臼、股関節臼蓋形成不全、人工股関節置換術後、股関節固定術後、ペルテス病、大腿骨骨頭変形遺残、大腿骨頭壊死、大腿骨脛部骨折後、関節リウマチ、側弯症、変形性足関節症、リスフラン関節変形性関節症、足関節拘縮、内反尖足、外反尖足、O脚、X脚
- 神経・筋肉の疾患
脳梗塞後の片麻痺、パーキンソン病、筋ジストロフィー、脳性麻痺、脊髄損傷、二分脊椎、シャルコマリートゥース病、下肢・足部筋萎縮、末梢神経障害によるしびれ、小児麻痺(ポリオ)
- その他
糖尿病、足底皮膚潰瘍、ムコ多糖症II型、小児の先天性内反足、高齢による転倒、急性脳症の後遺症、大腿骨部骨肉腫、手指欠損、交通事故による後遺症、足指欠損(義足)、アキレス腱延長術、踵骨骨切り術、クリッペル・トレノネー・ウェーバー症候群後遺症、アペール症候群、有痛性外脛骨、部分切断術後、Parkes Weber症候群(血管腫)、線維性骨異形成症
主な装具
足底装具(インソール)、靴型装具(短靴、チャッカ靴、半長靴、特殊靴、整形靴)、膝装具、胸腰椎装具、腰椎装具、手装具、短下肢装具、長下肢装具、義手、義足
主なお悩み
今まで弊社でお作りしたお客様の主なお悩みです。
「足は痛いが、インソールや靴を作るまでもない…」「医療機関へ行くまでもない…」など悩まれている方もどこかに原因があるはずです。
症状(1)靴が合わない
- 親指の付け根や小指が靴に当たって痛みます。
- 甲やくるぶしが擦れて赤くなる
- 長時間歩くと足裏にタコやマメができる
考えられる疾患
外反母趾、内反小趾、扁平足障害、ハンマートゥ、浮指、モートン氏病など
弊社でできること
足の変形を予防するための靴・インソールを製作します。お持ちの靴に、痛みを避ける加工(幅出し・クッション調整)も可能です。
症状(2)足裏
- 歩き出しだけでなく、安静時も痛む
- かかとに強い腫れや熱感がある
- しびれが広がってきた
考えられる疾患
- 足底筋膜炎、踵骨棘(しょうこつきょく)、扁平足障害、モートン氏病、糖尿病性神経障害
弊社でできること
かかとや土踏まずをしっかり支えるインソールを製作。痛みのある部分を除圧し、複数の素材を組み合わて加工します。
症状(3)膝
- 痛みで歩行距離が短くなっている
- 膝の内側や外側に違和感
- 歩き続けると腫れや重だるさが出る
考えられる、膝関節の疾患
- 変形性膝関節症、半月板損傷、靭帯損傷、関節リウマチなど
弊社でできること
足裏をしっかりと補正することで、膝への負担を減らします。歩く様子を見させていただき、膝の角度を補正するため、インソールや靴に加工をします。お持ちの靴やインソールに加工することも可能です。
症状(4)膝・股関節
- 立ち上がると股関節が詰まる感じがする
- 歩くと腰がすぐ疲れる
- 長時間歩くと股関節が痛み、動かしにくい
考えられる疾患
- 変形性股関節症・大腿骨骨頭壊死症、腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症など
弊社でできること
左右の高さを調整した靴・インソールをお作りします。靴底やインソールで、外から目立たないようにご希望の加工方法でお作りできます。左右差、足裏の補正や矯正をすることで、痛みがある足(患足)が楽になってきます。
症状(5)足の大きさ・長さが違う
- 左右で靴のサイズが合わず、片足ゆるい/きつい
- 片足だけに強く体重がかかって疲れやすい
- 長時間歩くと、片側の膝や腰に痛みが出る
考えられる疾患
変形性股関節症、先天性股関節脱臼、巨趾症、事故による疾患、先天性の疾患など
弊社でできること
インソールや靴底で左右差を補う加工をします。見た目ではわかりにくい数ミリ単位の差も調整いたします。わずか数ミリの左右差でも、長時間の歩行や立ち仕事で身体に負担が出ることがあります。左右の足の長さやバランスが違うと、歩行時に腰や膝に負担がかかることがあります。市販靴や室内用のスリッパにも加工できます。
症状(6)転びやすい
- 歩行時にしびれや麻痺がある
- 足が地面に引っかかる
- よくつまづく
考えられる疾患
- 扁平足・外反足・内反足・筋力低下・糖尿病・脊椎疾患など
弊社でできること
つまづきを防ぐために、滑りにくい靴底の加工、靴が重くならないよう軽量加工で対応しております。製作材料の一部変更で従来のものより軽量になりました。靴やインソールを作らなくても、お持ちの靴に加工できる場合もございます。
症状(7)術後、靴の選び方がわからない
足・膝・股関節などの手術後など、どのような靴を履けばよいかわからないという声を多くいただきます。
Q.手術後はどのような靴を履けばいいのですか?
A.足・膝・股関節などの手術直後は、安定性が高く、足をしっかり支える靴が望ましいです。お持ちの靴に補正し加工することもできます。
Q.手術前に履いていた靴が合わなくなりました。対応できますか?
A.はい。手術後は関節の動きや脚の長さの変化により、今までの靴が合わなくなることがあります。靴底を足す、削るなどの加工も行います。
Q.退院後に履ける靴はありますか?
A.はい。退院後の足の状態に合わせて、通勤や日常用の靴をお作りできます。弊社ではお仕事の復帰に合わせて、紳士靴もお作りしています。
症状(8)足に合うものがわからない
◉どこかに原因があるはずです
お客様の声をお聞きすると、やはり一番多いのは、年齢を重ねてきたことで足や靴のお悩みが増えてきたということです。若い頃はそれほど気にならなかったことや、自分なりに工夫されたり、ある程度我慢できていた痛みがだんだん我慢できなくなったり、変形が進んだりして靴を履くのに苦労なさっています。
Q.どんな靴を選んでも足が痛くなってしまいます。原因は何でしょうか?
A.一人ひとり足の形や歩き方は違うため、さまざまな要因が考えられます。足や身体の変形度合いによって、靴だけでは対応できない場合もあります。
Q.最近急に痛みが出て、歩きにくくなりました。病院に行っていなくても相談できますか?
A.はい。まずは足の状態を確認させていただき、必要に応じて医療機関への受診をお勧めします。歩きやすさを取り戻せるよう、現在のお悩みの点を伺いながら、靴やインソールについてご提案をいたします。
▶︎「義肢装具士が作る、オーダーインソール」について
▶︎「足の疾患がある方に|オーダーメイド靴」について
【疾患別】よくある質問
【外反拇指(がいはんぼし)】
Q.外反拇指でもオーダーメイド靴やインソールは作れますか?
A.はい、可能です。外反拇指の方は足の親指の付け根が外に曲がり、変形が強いと、市販の靴では痛みや圧迫が強く出ることがあります。弊社では、親指の関節部分に余裕を持たせた靴や、負担を軽減するインソールを製作します。
Q.外反拇指の痛みはインソールで改善できますか?
A.痛みの程度や変形の強さによりますが、アーチを支えるインソールを入れることで親指の付け根への負担を減らし、歩行時の痛みを軽減できる方が多いです。
【リウマチ】
Q.リウマチで足の変形がありますが、靴を作れますか?
A.はい、可能です。リウマチの方は関節の変形が腫れが進行することがあり、市販靴では対応が難しいケースが多いです。弊社では変形部位に合わせた余裕設計や、柔らかい素材を選びながら製作します。
Q.リウマチの方に向いているインソールはありますか?
A.足裏全体の圧迫を分散し、関節の負担を和らげるインソールが有効です。特に中足部や踵にクッション性を持たせることで、痛みを軽減する効果が期待できます。
【糖尿病による足のトラブル】
Q.糖尿病で足に傷ができやすいのですが、靴やインソールで対応できますか?
A.はい、可能です。糖尿病の方は感覚が鈍くない、小さな靴ずれや圧迫から潰瘍に進行することがあります。弊社では足に当たりにくい設計と柔らかい素材を用い、圧迫を避ける靴・インソールを製作しています。
Q.糖尿病の足のケアで特に注意すべき点はありますか?
A.一番大切なのは「足に合う靴を履くこと」です。小さな傷でも放置せず、異常があれば早めに専門医へご相談ください。
【扁平足(へんぺいそく)】
Q.扁平足はインソールで改善できますか?
A.扁平足は土踏まずのアーチが低下し、足が疲れやすく痛みやすい状態です。オーダーメイドインソールでアーチを支えることで、歩行時の負担を軽減し、痛みや疲労感の改善につながります。
Q.子どもの扁平足にも対応できますか?
A.はい、可能です。成長期の子どもの足は柔軟性があり、インソールで適切に支えることで姿勢や歩行の改善が期待できます。
【足首の痛み】
Q.足首が不安定です。靴やインソールで改善できますか?
A.はい。足首のぐらつきは、土踏まずの崩れなどが原因となることがあります。オーダーメイドインソールで足を正しい位置に支えることで変形予防につながり
【膝・腰・股関節・肩の痛み】
Q.肩こりや姿勢の崩れも靴やインソールで変わりますか?
A.はい。歩行時のバランスが崩れると、足から全身に負担が連鎖し、肩や首にまで影響が及ぶことがあります。正しい姿勢を保つための靴やインソールで歩行を整えることで、肩や全身の痛みの軽減につながる場合があります。
Q.膝の痛みはインソールで軽くできますか?
A.はい。膝の痛みはO脚・X脚などのアライメント不良が関係することがあります。インソールでの体重のかかり方を調整することで、関節への負担を和らげることができます。
Q.歩くと股関節が痛みます。靴で変わるのでしょうか?
A.オーダーメイドインソールで荷重を調整することで、股関節への負担を減らし、歩行の安定が期待できます。
Q.腰痛にインソールは効果がありますか?
A.腰痛は足元の不安定さからも影響を受けます。インソールで足のアーチを整え、左右のバランスを調整することで、腰への負担を軽減できるケースがあります。
【脚長差(あしの長さの違い)】
Q.左右の脚の長さが違うのですが、靴で調整できますか?
A.はい。脚長差(足の長さの違い)は腰痛や歩きにくさの原因になります。弊社では靴底の高さ調整やインソールの厚みを変えることで、左右のバランスを整えることが可能です。
Q.どのくらいの長さの差から調整が必要ですか?
A.個人差はありますが、1cm程度の差でも腰や膝に負担を感じる方が多いです。義肢装具士が身体の様子を見させていただき、補正を行います。
【変形性股関節症】
Q.変形性股関節症の人にもインソールは効果がありますか?
A.はい。股関節の痛みや歩きにくさの一因は「足の荷重バランス」にあります。インソールで歩行時のバランスを調整することで、股関節への負担を軽減できます。
Q.股関節の手術をした後でも利用できますか?
A.可能です。リハビリの段階や主治医の指導内容に合わせて調整することで、歩きやすい状態をサポートします。
【つまずき・転倒】
Q.家の中でもよくつまずいてしまします。靴やインソールで改善できますか?
A.はい。つまずきやすさの原因は、足のアーチ低下や筋力の衰えによる足の上がりにくさにあります。インソールで足のバランスを整え、歩行姿勢を安定させることで転倒予防につながります。
Q.転倒が怖くて外出を控えています。靴で安全に歩けるようになりますか?
A.外出時に安心して歩けるよう、弊社では靴底を軽量仕上げで加工しております。インソールと靴を組み合わせることで、足の動きを支え、歩行の安定性を高めます。
Q.足が上がらず、すり足になってしまいます。対応できますか?
A.すり足歩行は転倒の大きな原因です。弊社では、靴底の形状や重さをできるだけ軽量にし、つま先が上がりやすくなる加工をしています。
Q.室内でも履ける靴やインソールはありますか?
A.はい。製作できます。施設や自宅でも安全に過ごせるように、できるだけ軽量に、お一人でも着脱できるようなデザインをご提案します。
▶︎詳しくは「オーダーメイド靴」について
▶︎詳しくは「オーダーインソール」について
製作例
過去にお作りした靴をご覧ください。
- 考えられる症状
- 外反母趾、扁平足障害、内反小指、リウマチ、開帳足、ハンマートウ、巻き爪など
製品例
- 考えられる症状
- 外反母趾、扁平足障害、踵骨棘、足底腱膜炎、凹足変形、モートン氏病、リウマチ、タコ、魚の目など
製品例
- 考えられる症状
- 外反母趾、扁平足障害、変形性股関節症、先天性股関節脱臼、腰痛症、側弯症、脊柱管狭窄症、事故による疾患など
製品例
- 考えられる症状
- 外反母趾、扁平足障害、内反足、外反扁平足、X脚、O脚、二分脊椎症、片麻痺、変形性股関節症、先天性による疾患など
製品例
- 考えられる症状
- 外反母趾、扁平足障害、側弯症、X脚、O脚、内反足、凹足、先天性による疾患など