
経歴
昭和25年(1950年)生まれ。1歳でポリオに罹患。専門病院にて6年ほど入院する。
昭和39年(1964年)東京オリンピックの後に設立された、全国身体障害者体育大会(1967年から全国障害者スポーツに改名)に参加。1966年〜1969年と参加し入賞する。バスケットボール、卓球などに出場。1957年には水泳と槍投げで一位(金メダル)をとる。
当時の皇太子殿下からメダルをかけていただき、美智子妃殿下からは、お声をかけていただいた想い出があります。
社会に出てからは民間企業を経て、公益事業を行う、財団法人の団体職員として義肢装具の仕事に携わる。
仕事を続けていくなかで、昭和50年(1976年)、アメリカの義肢装具政策の実態を見学する機会を得て、ロサンゼルスのランチョ・ロス・アミーゴ国立リハビリテーションセンターを訪問する。先進医療の現場を目の当たりにし、大きな驚きと刺激を受ける。
昭和62年(1987年)、義肢装具士法(昭和62年法律61号)により義肢装具士免許取得(登録番号532)
昭和63年(1988年)義肢装具製作1級技能検定を合格、1級義肢装具技能士として認定される。
その後、認定試験における試験問題作成委員を勤め、義肢装具指導員免許を取得。
平成12年(2000年)株式会社フリーゲイト義肢装具研究所を設立。医療用のオーダーメイド靴(整形靴)、オーダーメイドインソール(足底板)を中心に製作している。
代表ご挨拶
私は約50年間にわたりこの仕事に従事してきました。また弊社を創業して25年目に入りました。
その中では色々な障害をお持ちの方々と接し、生活改善のお手伝いをさせていただきました。
私自身小児麻痺の疾患があり、長い間医師や看護師、訓練のさまざまなスタッフの方々にたいへんお世話になり今に至っています。
その経験から気持ちよく「歩く」ということで世界観を拡げ、自信につながり、そのことがいかに大きな喜びになるかということを身をもって感じ、この仕事を選びました。
常により良いものを作っていきたいと思っております。弊社に来られたお客様の痛みの原因を一緒に考え、より良い生活を送っていただくためにお作りします。